人間関係 働き方

部下が上司よりも優秀という関係であるべき、という話

世の中には自然と、上司は偉くあり、部下はそれについていく、というような風潮があります。

 

ただ、それって本当でしょうか

部下が上司よりも優秀という関係が最も好ましいと
私は考えています。

これについて、具体的に例を挙げながらお話させてください。

私自身、この考えを基に仕事に向き合ってきました。
3年間その姿勢で貫き通した結果、
会社で表彰されるような広告代理店マンになれたという経歴があります。

 

この記事を読み終わった時には
上司を超えられるような部下に
部下に超えてもらえるような上司に
なってください。

 

部下が上司よりも優秀とはどういうこと?


そもそも、どういう意味か、をお伝えさせてください。

 

今回の記事では、仮に
20年間社会人をやっている上司
3年間社会人をやっている部下という設定でお話していきます。

部下と上司の違いや差とは?


この二人の決定的な差は「経験値」と「責任」です。
当然、上司は圧倒的に経験値があります。

 

これがあるかないかということで、
意見の出せる量や問題の解決方法に差が生まれます。

 

また、過去に経験があれば、アクションのスピードも変わってきます。
部下は調べながら進めるケースもありますね。
この経験値については、若手や部下はかなわない部分です。

 

また、立場上、誰かがミスをしたときは、上司が責任を取るべきです。
指示や指導が足りていなく会社として責任を取るべき際には、
上司が矢面に立って謝罪や挽回をすべきです。

 

ただ、逆に言うと、
この「経験値」と「責任」のみが上司と部下の違いだと考えています。

  • 賢さ
  • 頭が柔軟か
  • 斬新なアイデアを出せるか
  • 人に好いてもらえるか
  • 出世するか

などについては、両者に差がないと思っています。

なぜ多くの点で部下と上司に差がないのか?


では、差がないと考えている理由をお伝えします。
この答えは、
仕事の経験値ではカバーできない部分だから。です。

 

例えば賢さについては、読書をしたりセミナーを受けることで積み上げていきます。
これは、仕事の経験値では賄えません
柔軟性や人間性についても、日ごろから意識して行動できているか、が大切です。

 

つまり、現業の仕事を進めるということ以外については、
上司を崇める必要もなければ、
部下に威張ってはいけない、というのが当然です。

 

更に、それ以上に、部下が上司よりも優れていて、優秀になれるチャンスというものがあります。
次の項で見ていきましょう。

 

部下が上司よりもチャンスに恵まれているとは?


部下が上司に対して有利になる決定的な要素は
「上司が経験したことを上司より早いタイミングで知識にできる」
ということです。

 

上司の実体験を、僕らは聞くことで経験できますね。
つまり、上司が40才で経験したことを部下は20代で知れます
これって、なにもよりもチャンスだということです。

 

この意識をどれだけ持てるか、ということが、
他の20代との決定的な差になります。

 

上司が経験した内容を知っていると、
部下はそれを知識として身に着け、
上司の経験と同じ境遇に合った際にも、スムーズに行動ができます。

 

また、困った時にも、解決策を0から考えるのではなく、
上司に解決策の一つを聞くことができます。

 

つまり、上司の経験を武器にして時間を節約することができるのです。
さらに、上司の意見を参考にしながらアクションもできるのです。

 

そういった行動を徹底していくと、
後世代は先世代よりも優秀になれるということです。

 

とはいえ納得できないぞ?という方、
次の項も目を通してください。

 

後世代が先世代よりも優秀になれる根拠とは?


一見、まつぶろの勝手な意見に見えるかもしれませんが、
人間の歴史を振り返ってみてください。

火を扱えるようになった原始人がいるから、今料理ができている。

洗濯板での生活が不便だったことを改良して、洗濯機が開発された。  

ワープロがパソコンになり、パソコンがスマートフォンとなった。   


このように、
技術や知識の積み重ねで、僕たち人間は進化しているんです。

 

これは、人間界の摂理なんです。

 

そう考えると、一個人レベルでも進化しないといけない、
つまり、上司よりも部下のほうが優秀でないといけないのです。
さらに言うと、部下の更に部下は、更に優秀であるべきです。

 

こういった考え方をまずは持つようにしてください。

 

では、具体的に、どのように上司を超えていくのか、
細かい方法について検討していきましょう。

 

上司よりも優秀になる方法は「守・破・離」の徹底


部下が上司を超えていく。
その方法は「守・破・離」の徹底に尽きます。

 

守破離はもともと武道などの言葉から生まれたようですが、

  • 師匠や自身の流派の型を忠実に守る「守」の段階
  • 他の流派の良いところを取り入れる「破」の段階
  • 独自の型や技術を生み出し確立する「離」の段階

という三つの段階について指示された言葉です。

 

武道の教えは、このように、
各段階をしっかりと踏んでいくべきと言われておりますが、
仕事についても同様であるべきだと思っております。

 

しかし、世の中では、

  • 上司のやり方をそのまま実行する「守」だけ
  • 上司とは違ったやり方で実行する「離」だけ

のように、一つの段階だけで戦う人が多い印象を受けます。

 

しかし、それでは、上司の教えを踏襲し、部下が有利になるようにはいきません。

 

しっかりと各段階を踏んでいくことが必要なのですが、
その細かい方法について、段階ごとに一つずつ見ていきましょう。

 

その前に:自分のなりたい姿をイメージし、その姿に近い先輩を見つける


まずは自分のゴールを設定することが大切です。

  • どんな人間になりたいのか、
  • どういう仕事をしたいのか
  • どんな人生を歩みたいのか

について、イメージしていきましょう。

 

ただ単にイメージするのでは限界があるので、
たくさんの人に出会いましょう
きっと尊敬する人や目指したい人が出てきます。

 

ただ、出てこなかった場合もチャンスです。
つまり、
こんな人になりたくない!という姿も記憶しましょう。

 

その人の姿や言動に近づかないように意識すればよいのです。

■まとめ

まずは自分のなりたい姿を作るために、
たくさんの人に出会い、師匠・反面教師を見つける

 

守:上司の経験や仕事ぶりの話を聞き、徹底的にマネをする


自分のなりたい姿をイメージできたら、
実際に仕事をしながら、それに近づいていきましょう。

 

自己流ですぐに仕事をするのではなく、
積み上げ方式で考えるために、まずは上司の仕事ぶりをマネしましょう。

  • どのように仕事に対して考えているのか
  • 仕事で大切にしている考えは何か
  • どんな仕事が大変だったか、苦労したか

などなどたくさん話を聞きましょう。

ここからは、具体的に例をあげて説明していきます。

■新規契約が欲しい営業社員だった場合

上司は、数をこなすことが大切だと考え、

100か所に飛び込み営業をして3件契約をもらえた


という話を聞いたら、カンタンです。
まずはやってみましょう。

 

「守」の段階ではまずはマネです。
そこで疑問を頂かないように。

■「守」の段階まとめ
→仕事の取り組み方や意識について実例を聞き丸々マネをしてみる。

 

破:上司のやり方に少しだけ個性を乗っけて試行錯誤する


次に、マネをしたうえで、自分なりに試行錯誤しましょう。

 

上司のやり方は一つの正解だったかもしれません。
ただ、それ以上の正解がない」というわけではないです。

先ほどの例で説明しましょう。

■新規契約が欲しい営業社員だった場合

飛び込み営業をする前に、

事前に契約をしてくれそうなターゲティングをしたうえで

100か所を選定し、100か所に飛び込みをする


このように、上司のやり方を使いつつ、
むやみに飛び込んでも効率的じゃないと感じたら、
データを基に仕事をしています。

■「破」の段階まとめ
→マネをしつつ、自分なりのやり方を付け加える

離:自分のやり方として構築する

上司のやり方を丸々マネしたあと、
自分なりの個性を出せたら、なお気になる点も出てくるでしょう。
そうなってから、初めて独自のやり方を試します。
それが「離」の段階です。


例の続きです。

■新規契約が欲しい営業社員だった場合

データを取りつつ飛び込みをしたものの、
テレアポorメルマガであっても成約率が2%あることがわかった。

1%分飛び込みのほうが成約率は高いものの、
効率化を図るため、飛び込みはやめて、デジタルでの勧誘に切り替える

このように、「離」の段階で、
初めてあなた流の仕事方法が確立できました。
「守」と「破」の段階を踏んでいるからこそ、
飛び込み営業がいいことがわかりました。

上司は、試行錯誤して初めて100か所の飛び込み営業という方法を確立しましたが、
部下は、最初の段階からそのやり方を知っているのです。
だからこそ、試行錯誤した結果、まったく別のやり方を生み出せました


上司のやり方を聞いていなかったら、
部下は上司と同じように飛び込み営業という
既存の方法を確立したように勘違いしていたかもしれません。
これが積み上げの力です。

■「離」の段階まとめ
→今までの段階から見えた結果から、新しい方法を確立する

まとめ

このように例を挙げてみてみると、
守破離の力
積み上げの力

を基にした部下が上司に勝てるチャンス
だというのが一目瞭然だと思います。

世の中では、
上司の模倣をするだけで満足。
上司とは全く違うやり方で満足。

というやり方をしている人が大半です。

それでは成長がありません。
人間の成長は、過去の蓄積の上になるものです。

必ず一度は過去のやり方や知見を実践し、
その中で部下なりのやり方を確立しましょう。

この考え方を基に働くと、必ず上司よりも優秀な部下が誕生します。

電気が開発されたから、テレビが生まれて、
テレビが生まれたから地デジが生まれて、
地デジが生まれたから、5G放送が生まれています。

過去の積み上げの力、明日から実践していきましょう。

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